2008.1.23. 所用で東京に行きました。 ちょっとだけ早く着いて・・・浜松町駅の近くの「芝離宮恩賜庭園」を散策しました。 が,珍しく東京は雪でした。朝のニュースで降っている様子も写されてました。 新幹線も新横浜のあたりは雪景色でした。 東京に入って・・・それほど雪景色ではないのかな,って思ってたら,庭園の中は,白く包み込まれていました。 昔ながらの日本庭園の・・・おそらくめったにない雪景色です。 花壇というか・・・設えてありました。 頂戴したしおりによりますと 小石川後楽園とともに,今も残るもっとも古い大名庭園のひとつだそうです。 そして,典型的な「回遊式泉水庭園」で,池を中心とした地割りと石割が秀逸だそうです。 この地はかつて海面で,明暦(1655〜1658年)の頃に埋め立てられ,延法6(1678)年に老中・大久保忠朝の邸地となり,上屋敷を建てる際に藩地の小田原から庭師を呼び寄せて作庭し,これを楽壽園と命名したそうです。 池を中心とした眺めはいかがでしょうか?? たぶのき というのは,暖かい気候の海岸に生える樹木だそうです。 生息すると樹がお椀を伏せたような半球形になるのが特徴で,この庭園と浜離宮恩賜庭園に多くみられるそうです。 そして,雪の中に花を抱いた木があると思って近付くと・・・ 「じゅうがつざくら」でした。 ============== 雪の様子です。 =============== そして,幕末には紀州徳川家の芝御屋敷となり,その後,明治4年に有栖川家のものになったのですが,同8年に,宮内省がこれを買い上げて,翌年に芝離宮としたそうです。 大正12年の関東大震災で建物と樹木のほとんどが焼失したそうです。 そして,よく大正13年,1月,昭和天皇の御成婚記念として東京市に下賜され,庭園の復旧と整備を施して,同年4月に一般公開されたそうです。 中島を除く八つ橋の近くには,あずまやもあり,一憩み,です。 昭和54年には国の名勝に指定されたそうです。 |